「探究」的学びのスタイルに慣れていない生徒は「何が正解か?」をすぐに知りたがります。しかし、実践を伴う探究活動にシナリオはありません。フロンティア精神でチャレンジしないとすぐに行き詰ってしまうんですよね。そこで探究入門講座として「正解のない問いに取り組む」トレーニングを行います。
トレーニングの題材は山陽新聞。NIE部署とのコラボとかはしていません。勝手にやっています。
方法も至ってシンプル。トップニュースを題材に、気づいたこと、感じたことを塾生たちと自由に語るだけ。ワークシートのような「キレイにまとめる」ものなどありません。メモは自由にとってください。
本日のテーマは「イベント5000人制限再延長」
・なぜ5000人なのか?
・人数制限のメリットデメリット
・本当に困っている人は見えないのでは?
・スーパーコンピューター「富岳」って?
・スーパーコンピュータとパソコンの違い
・新聞広告で一番値段が高いのどこ?
・Zの法則
・新聞の左上の記事はどんなスタンスで掲載されているの?
どんどん脱線していきます。
この脱線がいいんです。
探究の入り口はとにかく自分で頭を動かすこと。入口段階で指導者の指導スキルの範囲内でしか使えないワークシートはかえってジャマ。
そんな自由な対話を楽しみながらのトレーニング。奉還町TERACO名物「モグモグタイム」は、焼肉のタレ味の親子丼。
と、独特の指導法で探究活動をやっている奉還町TERACOの近況報告でした。
TERACO探究は毎週火曜日、18:00-20:00、中学生~高校生対象で行っています。現在、あと数人の空きがあります。ご興味ある方、ご連絡ください。無料体験・見学など対応します。
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